おはようございます!Learny Birds(朝活コミュニティ)のメディア担当のももこ(@mmi_1228)です。
Learny Birdsは、東京と名古屋に4か所の拠点をもつ朝活コミュニティ。2019年10月に15周年を迎えます。都内では大手町、渋谷、日比谷で活動しています。今回は、毎週月曜に大手町で活動しているチームを紹介します。
今回のテーマは「釣りへの誤解を解く〜ゲームフィッシング篇〜」。プレゼンターはサーモンを釣るために世界中を飛びまわる工藤さんです。
「釣りって退屈」
「釣りはおじさんだけ」
そんな釣りへの誤解を解くために、自然を感じるエンタメ「ゲームフィッシング」に焦点を当て、釣りの種類、歴史、用語についてわかりやすく教えます!
ゲームフィッシングってなに?
ゲームフィッシングって、聞きなれない言葉ですよね。
ゲームフィッシングはキャッチアンドリリースともいわれ、捕まえた魚を自然界に戻し、釣りを純粋に楽しむスタイルをいいます。
日本で釣りといえば、釣った魚を持ち帰って捌くイメージが強いかと思いますが、海外では趣味の釣りはゲームフィッシングが主流とのこと。日本でも、徐々にゲームフィッシングが増え、エンターテインメントとしての釣りが増えています。
釣りの種類
釣りは、エサの種類で分類することができます。
①フライ
フライとは、羽のある虫(fly)のこと。蝶や蛾のように、幼虫から成虫になるときに変態して飛び立つ虫が水にいます。水中の地面で生きていた幼虫が、羽化する時に水面に近づき、飛び立つ時にお魚がパクッと食べる。
この習性を利用して、羽虫に似せたフライを水面に漂わせて、お魚に飛びつかせる手法です。
フライの釣りの醍醐味は、素晴らしいプレゼンテーション(着水)とのこと。フライは重量が軽いため、釣り人から遠い場所に着水させるためには、ムチを飛ばすかのように釣竿を操る技術が必要とのこと。一度プレゼンテーションさせたあとは、水面を漂わせて待つ釣りスタイルです。
フライの材料は、動物の毛を束ねて作られており、ロスト(糸から切れて水中に消えること)しても環境に優しい!
②ルアー
ルアーとは、小魚を模した金属やプラスチックのこと。お魚を惹きつける(ルアー:魅惑する)という意味で名付けられました。
ルアーの起源はスプーンです。食器のスプーンを誤って水に落としてしまった時に、魚が寄ってきた様子から、小魚を模すルアーが始まりました。
ルアーの醍醐味は、プレゼンテーション(着水)後。釣り人の手で絶妙に動かし、ユラユラと弱った小魚のように見せてお魚を呼び寄せる腕前が試されます。さらに、生きた魚が食いついた時の感触を感じられるのも、自然を肌で感じる感動を作り出します。
ルアーの材料は金属やプラスチックであり、ロストすると海のゴミになります。
釣りの歴史
釣りはおじさんがやる庶民的なものというイメージが筆者にはありましたが、「釣りをする自分」が高貴なステータスの誇示になる時代がありました。
ルーツはイギリスで、日本に入ってきたのは明治・大正時代。当時、海外留学経験のある華族が釣りを日本でやろうとクラブを立ち上げ、稚魚や卵を輸入して遊びに興じたのが始まり。
実際に今でも、ヨーロッパでゲームフィッシングをやるとなると、ログハウスの敷地が貴族の庭だそう。アメリカでは家族で休暇にログハウスを訪れて楽しむもの、日本ではおじさんが一人で嗜むもの、ヨーロッパでは貴族仲間で興じるものだった。
ゲームフィッシングというエンタメ要素を前面に出し、生きエサの生臭さとは無縁であることや自然をダイナミックに感じられる魅力を打ち出せば、釣りを楽しむユーザー層の広がるポテンシャルを多いに感じます。
まとめ
▶︎自然を感じるエンタメとして、ゲームフィッシングが選ばれている
▶︎ルーツを辿ると、「おじさん」「退屈」のイメージはなかった
▶︎「高貴な遊び」「おじさんの趣味」から「自然を感じるエンタメ」として釣りのイメージが変われば、女子でもやりたくなる!