LEARNY BIRDS NIGHT PARTY vol.4 ~ゴセ三味線奏者・月岡祐紀子さん~
イベント概要
開催日時:2007-03-03
開場時間:18:00
開演時間:18:30
開催場所:株式会社ファンルーツ2階会議室

イベント詳細


≪スケジュール≫
18:30  Learny Birds リーダー塚田氏より挨拶と今後のLBについて説明
18:50  対談
19:30  ライブ
20:00  終焉


① リーダー塚田氏より挨拶
  ほぼ定刻にLearn Birds Night Party No.4が始まりました。まず始めに大手町リーダーの塚田氏より今回の会について説明があり、LBに初めて参加する人へ、今までの活動を簡単に紹介。一度活動を中止し、今回の新生LBとして復活に至るまでを熱い思いで語っていました。また、今年になって発表された資料なども配布しました。


② 今回のゲストの対談
新宿リーダーの大谷氏が学生の時?に四国遍 路をしている最中に三味線を持って四国遍路 をしていた月岡氏に出会った縁から、今回ゲ ストとして彼女が講演してくれることになり ました。二人は当時を思い出しながら会話も 弾み楽しそうにしているのがなんとも印象的 でした。これに刺激を受け行きたくなった人 も多かったのでは?

月岡さんが遍路に出ようとしたきっかけは瞽女との出会いから。大学卒業時に瞽女の旅を追体験しようと行ったそうです。彼女が2回目の旅の途中、取材陣を連れて歩いていた時のこと、若い人が少ない遍路で大谷氏が彼女を見かけ、声をかけたそうです。(ナンパですね笑)詳しくは彼女の本を読んでください。大谷氏が出ているそうですよ。

  旅の写真を見せながら語る月岡さん。旅 では色々な人(刑務所から出てきたばかりの人や何十週も回っている人、新婚旅行で来たというカップルなどなど)と出会ったそうです。また、地元の人々がお遍路さんにはとっても優しいらしく、道を案内してくれたり、食事をくれたりと良いことも沢山あったようです。


③ 19:30 ライブ
  ライブの前に三味線の種類、瞽女につい て説明してくれました。瞽女の代名詞の小林ハルさんにも会ったことのある月岡さん。彼女曰く、小林さんはとても特殊で悲劇的な人生を送った人とのこと。実際の瞽女組織は家族同様温かい集団であったといいます。また手引きになった健常者が盲目の人より下の立場にある話は興味深かったです。

今回月岡さんは門付け唄、「雨降りうた」(雨が降っている時に唄うので三味線は使わない唄)、「かわいがらんせ」(春の門付け唄)、「こうといな」(秋の門付け唄)の3曲を最初に唄って頂きました。どれもとても短い曲だったが、娯楽が無い寒い東北地方などで昔の人はこの唄を聞いて瞽女さんが来たこと知り、喜んだのではないかと思います。

また、三味線だけの曲も披露して頂きました。他にも歌詞だけ残っていた唄を、八丈島に同じ歌詞の民謡が残っていたものを見つけ(瞽女さんが伝えたのではとも言われる)、そのメロディーから曲をおこし、ご自分で作曲された「朝広大寺」も唄って頂きました。三味線はとても柔らかく穏やかな音色で唄ととても合うと感じました。普段民謡なんまったく私は聴きませんが、こうやって歌詞を眺めながらゆったりと聴くと昔の日本を思い返せるようでよかったです。ちなみに、津軽三味線は男性が弾き、力強い音色が特徴ですが、彼女曰く、津軽三味線も元は瞽女さんが青森まで伝え、後に男性の盲目の人が主に弾きはじめたものが広まったとのこと。